お世話になっております。
(株)湘南工務店、代表取締役の髙石です。
2024/5/3(金)、本日は引き続き二宮町で施工させて頂いております外壁塗装及び防水工事から『既存ベランダ面材撤去』の投稿をさせて頂きます。
足場施工の投稿から一ヵ月程経過しておりますが、既存の住宅の状態を細かく調査しておりました。
まずは、ベランダからです!(;´・ω・)
今回の原因は『スタイロガード』??
まず、『スタイロ』とは何なのかを簡単に御説明させて頂きます( `ー´)ノ
『スタイロフォーム』と言うポリスチレン樹脂を原料とした断熱材となります。ベランダの足元にパネルが張られていますが、これが『スタイロフォーム』を守る為の『スタイロガード』となります。
住宅の外側に面した断熱…今回はベランダ防水層の上側に断熱が施してある『外断熱』と言われる仕様となっていました。
ベランダ表面に敷き詰められている『スタイロガード』を撤去する為に、外周フェンスを取り外して行きます。
フェンスの取り外しが完了したら『スタイロガード』を撤去して行きます。画像を見ると『スタイロガード』を撤去した下側に薄い水色が見えると思います。それが『スタイロフォーム』と言われる断熱材になります。
全ての撤去が終わると…しばらく天気がずっと良かったはずなのに、『スタイロフォーム』の下側はビショビショに濡れてしまっていました(; ・`д・´)
今回は『スタイロガード』の間にゴミが詰まる事で発生してしまいました。幸い、住宅内への雨漏りは発生いたしませんでした。これが原因で雨漏りが発生してしまう事が多く報告されています。
これだけ濡れていると作業が進みませんので、太陽の力を借りて乾燥させます!!
完全に乾ききってはおりませんが、大分良くなりましたね!!(; ・`д・´)
点々と灰色の物体が落ちていますが、『スタイロフォーム』を固定させる為のモルタルになります。
こちらも後日撤去いたします!!
見て頂くと分かる様に、防水層上部に『スタイロガード』の様なパネルを敷く工法は、あまり望ましくありません( ;∀;)
人工芝等も一緒です。防水増上部の乾燥を妨げ、雨漏りの原因を自らが作り出してしまうリスクが御座いますので、覚えておいて頂けると幸いです!!
住宅外装リフォームの事でお悩みの場合は、お気軽に弊社に御相談下さい。
何卒、よろしくお願いいたします。