お世話になっております。
株式会社湘南工務店の髙石です。
2024/7/5(金)、本日は平塚市にて施工させて頂きました外壁内板部分張り工事『八切漆喰部分』に関しての投稿をさせて頂きます。
『八切(やぎり)』ってなんだ?(;´・ω・)
築年数がある程度経過している和風の住宅で見掛けたりしますよね。
ケラバと言う屋根の破風板部分が『への字』になっている箇所の事を『八切(やぎり)』と言います。
『八切(やぎり)』下部分の白い三角形外壁には『漆喰』が塗られている事がほとんどです。
漆喰は補修の手間が結構大変なんです…( ;∀;)
塗装を塗っても通気性が高い部分故に、裏からの結露排出に塗装が耐え切れずパリパリと剥がれて来てしまいます。上記画像三角形右下部分は既に剥がれて来ていますね。
それが嫌な場合は、既存で左官されている漆喰を一度解体撤去して新しい漆喰を左官する必要があります。今回は、その手直しの手間を省くべく下側外壁と同じ様に波板を張って行きます!!
※防水紙
※波板張り
※波板張り完了
これで、漆喰に塗られた塗料の剥がれ等を気にする必要はありませんね( `ー´)ノ
最初から漆喰にしなければ良かったのに…(;´・ω・)
…と思う方もいらっしゃるかと思いますが、住宅内の結露を排出する工法/資材として漆喰は多く使われて来た万能素材となります。気候の変化により、横殴りの雨が頻繁に発生する現代には合わなくなって来た様な気がします。
漆喰は室内内装壁材に使用されたりと、内装では現在も多く利用されている資材となるのですが、瓦屋根の漆喰もシルガードと言うシリコン系の資材へと代替えしてきました。
外装に漆喰が使用されている事で問題が起きている等御座いましたら、お気軽に御相談下さい。
弊社が対応策を御提案させて頂きます。
何卒、よろしくお願いいたします。