お世話になっております。
(株)湘南工務店、代表取締役の髙石です。
7/24(月)、本日は茅ヶ崎市にて施工させて頂いている塗装工事の前に棟交換を行いましたので、その様子を投稿させて頂きます。
屋根に取り付けられている金属の部分を『棟(むね)』と言います!
上記画像では、屋根の中心に向かって棟が集中していますね。この様な屋根の構造を『寄棟(よせむね)』と言います。
棟の交換がなぜ必要かと言うと…下地に半貫(はんぬき)と言う材木を使用しているのですが、雨水や湿気によって材木が伸縮を繰り返します。木は動くと言いますが、まさにその通り何です!
伸縮を続けている材木は、打ち付けてある釘をどんどん押し出してしまうんです!結果、棟板金が緩くなり雨水の影響を受けやすくなってしまいます。塗装をする前に気を付けたいポイントの1つでも有ります。では、棟板金の下の構造がどの様になっているのかを見て行きましょう!
雨水の影響を受けない部分なはずなのに…
材木に沢山の黒カビが繁殖してしまっていますね!少なからず雨水や湿気の影響を受けてしまっている証拠が見られます。この様に水分等の影響を受けてしまった結果、材木がスカスカになって釘を浮かしてしまうんです。では、今後はどの様にしたら良いのでしょうか?棟板金を交換しても、下地が同じでは再度同じ現象が起きてしまうのではないか?
同じ施工方法で修繕を行えば、屋根を交換する訳では御座いませんので、必ず同じ様な現象が発生してしまいます。この場合、弊社では材木は使用いたしません。
タフモック(樹脂木)を使用します!!
せっかく交換をするのに、また同じ様な現象が起きてしまっては意味が無いですよね!
弊社はタフモックと言われる樹脂で出来た材木の汎用材を使用いたします。樹脂で出来ていますので、水分の影響は受けません。伸縮をする事も御座いませんし、打ち付けた釘が浮いてくる事も御座いません。せっかく塗装をするので有れば、劣化の原因を減らさなくてはなりません。
新しい棟板金はガルバリュウム鋼板を使用します!
基本的に、スチール(鉄)製の板金が使用されている事が多いのですが、新しくやり替える場合はガルバリュウム鋼板を使用します。これで板金自体に錆も発生いたしませんし、下地もタフモックなので安心です!!安心して塗装工事に移行できます。
細かい部分ですが注意しなくては後で後悔してしまいます。
屋根の塗装自体、外壁の塗装と比べて対応年数は長くありません。直接的な日射や風・雨の影響を直接的に受けてしまう部分ですので、劣化の原因を少しでも抑える必要が御座います。
棟板金に隙間が出来ると、塗装が施されていない屋根の下部分に雨水や湿気が流れ込みます。屋根表面は塗装をされているので強いですが、裏側はとても弱いんです。せっかくお金をかけて塗装をするのであれば、少しでも長持ち出来る様にしなくてはダメですね!!
塗れば大丈夫!と言う訳では御座いません。
ちゃんと注意するべき点を意識しなくては、塗装をしても無駄になってしまう事が多く有ります。
屋根だけでは無く、外壁も同じ事です。
弊社は工務店として、様々な知識を持っております。住宅をリフォームする際に少しでも長く持つ様に真剣に考えて提案をさせて頂いております。家の修繕に掛かる費用は莫大です!同じ事をするので有っても一日、一週間、一ヵ月、一年でも長く持つ様に施工させて頂きます。
施主様達にとって必ずプラスとなる御提案をする事が可能ですので、リフォームや修繕をお考えの方はお気軽に御相談下さい!必ず弊社が力にならせて頂きます!
施主様の大切な財産を守る為です。何卒、宜しくお願いいたします。