お世話になっております。
(株)湘南工務店、代表取締役の髙石です。
9/7(木)、本日は平塚市にて施工させて頂いている屋根葺き替え及び外壁サイディング工事から屋根工事が先行して始まりましたので投稿をさせて頂きます。
既存の屋根は『洋瓦』です!!
皆さん、洋瓦って分かりますか?良く見かけるのはオレンジ色をした洋風の瓦です。
屋根に使用されていると、住宅がとっても可愛らしい感じになりますよね。
ヨーロッパ風?とでも言うのでしょうか?私のイメージはそんな感じです。
どのような屋根材なのか、実際に画像で確認してみましょう!
既に解体が始まっておりますが、洋瓦とは上記画像の様な屋根材を指します。
どんどん屋根を外していきます!
それなりに重量が御座いますので、屋根から降ろしやすい様に重ねて行きます!
ここで屋根瓦の豆知識を一つ!!
洋瓦(S形瓦)の場合の1枚重量 ⇒ 3.3Kg
画像を見て頂ければ分かる様に、Sの字に曲がっていますね。洋瓦と言っても伝わりますが、我々職人の間では『S型瓦』とも言ったりします。
1枚の重量が結構重たいですよね!!
ちなみに1坪あたりの使用枚数は、約49枚!×3.3Kgを行うと…1坪に約161.7Kgもの屋根材が乗っている計算になります!!
和瓦(J型瓦)が1枚あたり約2.7Kgなので、実は洋瓦の方が重たかったりします。
洋瓦は色合いが明るいので、何故か軽く見えますね!実は結構重たいんです!
さてさて、解体がどんどんと進んで行きます!
んっ?あの枯草の塊は何でしょうか?
実は、鳥の巣なんです…
瓦屋根は、箇所的に隙間が出来る事が多い屋根材になっております。
鳥類は、体のほとんどが羽(体毛)で覆われておりますので、体はとても小さいんです。瓦の隙間位なら簡単に入る事が出来てしまいます。以前もブログで鳥の巣の投稿をさせて頂きました。
正直、瓦屋根を使用している以上は必ずと言って良い確率で鳥が巣を作っていると思われます。
巣を作るだけならば良いのですが、枯草だけではなくゴミ等も巣の材料として運んで来てしまう場合も御座います。害虫の発生原因ともなりますので、点検をこまめにされる事をお勧めいたします。
ちなみに瓦屋根は、部分的に外しても元に戻せる物が多いので点検は比較的簡単にする事が可能です。
瓦が降ろし終わりましたので、瓦材を支えている瓦棒を外して行きます!!
瓦棒の取り外しが終わったら、新規で野地板(屋根下地)を張って行きます!
防水紙を貼って、本日の作業はここまでです!
これで、雨が降っても雨漏りする事はありません。
天候が崩れる前にここまで出来て良かったです!!
本日は、投稿が長くなってしまい申し訳御座いません。以前書いた様な事も大切な事は重複して投稿させて頂きますので悪しからず…
屋根の点検は簡単に行う事が可能となります。状態が酷くなる前に最寄りの業者さんにお願いする事をお勧めいたします。
もちろん!弊社も随時受け付けておりますので、お気軽に御相談下さい。
大切な我が家を守る為にも、何卒よろしくお願い申し上げます。