屋根葺き替え工事!

2023/04/21

お世話になっております。

㈱湘南工務店、代表取締役の髙石です。

4/20(木)、本日は引き続き茅ヶ崎市にて行っている屋根葺き替え工事の投稿をさせて頂きます。

昨日の続きで、大屋根の棟(役物)の取り付けを行いました。

棟(役物)が収まると、とてもカッコいい屋根になりますね!

ちなみに木材が出ている箇所は換気棟を取り付ける為に空いております!

下屋根(1F部分屋根)も酷かった前回の施工の部分が無くなりましたので、画像をアップさせて頂きます。

下屋根は、屋根勾配が御座いませんので横葺きでは無く、立平葺きと言う工法になります。

これから破風板を茶色いガルバリウム鋼板で板金を行いますので、大屋根とは色を変え破風板ベースの色に合わせました。

※ポイント(屋根勾配に関して)

カラーベスト(スレート)や瓦、アスファルトシングルは勿論、金属屋根の横葺きは、3寸以上屋根勾配が御座いませんと、強い風が吹く雨の日は必ず雨が漏ります。

現在、別現場にて雨漏りの相談を受けているお宅が有るのですが、そのお宅は屋根勾配が3寸以下なのにカラーベスト(スレート)で屋根が葺かれています。

3寸勾配以下の屋根に対しては、立平葺きで対応が可能となります!

これで強い風の日の雨でも雨漏りせずに堪える事が出来ます!

ちなみに、『寸』だとわかりずらいので、皆様にも分かりやすい様に表記します!

※勾配記述

3寸勾配 / 16.7度

4寸勾配 / 21.8度

5寸勾配 / 26.6度

6寸勾配 / 31度

大体この辺までお伝えできていれば大丈夫かと思われます。

勾配が強ければ雨漏りの恐れは減るのですが、お手入れの際に屋根足場を組まなくてはなりませんので、コストは上がります。

あまり気にする部分では無いと思いますが、新築等を行う際のポイントに注意点として頂ければと思います。

たまに『矩(かね)勾配』の住宅も施工させて頂きますが、我々も命の危険を感じます。

『矩勾配』= 45度

勾配の付けすぎも後々大変になります。

屋根以外にも色々と現場を施工しておりますが、流れ良く投稿させて頂いております。

その他施工内容の投稿も楽しみにして頂けると嬉しいです!