お世話になっております。
㈱湘南工務店、代表取締役の髙石です。
5/2(火)、本日は住宅の雨漏りに関しての投稿をさせて頂きます。
『雨漏り』と聞いて想像してしまうのが、昔テレビで見た光景です。※下記画像参照
上記の様な想像されると思います。
もっとリアルにするとすれば鍋を置いたり、バケツを置いたり…
皆様が想像される雨漏りって、全てが『室内』の話なんです。
でも、雨漏りが起きているのは『室内』だけではなく、『室外』でも起きているんですよ!
むしろ、『室内』で雨漏りが発生する前には必ず『室外』で雨漏りが発生しています。
先日施工した現場にて、住宅外部の柱部分で雨漏りが発生していたので画像を添付させて頂きます。
1Fが車庫になっているお宅の左袖柱部分になります。
アップにしてみると、かなりの水分が付着している事が良く分かりますね!
実は、10日間程雨が降っていないのにこの状況なんです!
この柱は、北北東側に面しておりますので、太陽の光が全くあたりません。
夏場なら、気温で少しは乾くんですが、時期も時期なので長い期間ずっと木部が吸い込んだ水分を蓄積していた形となります。
では、どこから雨漏りしていたのかと言うと、『屋根』なんです…!
添付させて頂いた画像は、地上から約2m程の箇所なので、人間の目線の少し上となります。
この後、土台部分まで解体を進めたのですが、腐食が酷すぎますので画像の投稿は控えさせて頂きます。
水は重みが有りますので、重力により一番下まで下がろうとします。
このお宅に関しましては、室内への影響はほとんど出ていません。
結果、居住されている方が『雨漏り』に気付く事は出来ないんです…
※ポイント
このお宅、数年前に塗装工事を施工されていました。
しかい、雨漏りが発生していたのは、塗装工事を行う前の事なんです!!
前任者で有る塗装工事店が、雨漏りの存在に気が付かず塗装工事を進めてしまった形になります。
結果、せっかく塗装工事を行ったのに、外壁の張替を行う形となってしまいました。
御客様との会話の中で、弊社が『雨漏り』の現状を伝えると、『室内』で雨漏りが発生していないので『うちは雨漏りはしてないよ』と言われる事が多々有ります。
室内に雨水が入る頃には、主要構造部がかなりのダメージを受けている事が多くなります。
弊社は施主様から『塗装工事』の依頼を頂いた場合でも、綿密な調査を行わさせて頂きます。
雨漏りしていたら、塗った塗装は剥がれて来てしまいますので、正直お金が無駄になってしまいます。
何をするにせよ、住宅の修繕費は高額になる事がほとんどです。
無駄になる事はなるべく避けたいですよね!
特に外部に関しては、施主様の目の届かない部分が多くなります。
施工工事店を選ぶ際に、しっかりと調査し結果を報告してくる業者選びをして下さいね!
※弊社の場合(外装)
現地調査(外壁・屋根) ⇒ 点検報告書提出(説明文・画像) ⇒ お見積り提出
上記の流れて行わさせて頂きますので、御見積りを御提出するまでに多少のお時間を頂きます。
しかし、大切な施主様の財産となりますので、弊社としてもしっかりと時間を掛けさせて頂ければと思っております。
住宅修繕をお考えの際には、弊社も混ぜて頂ければと思っております。
何卒、宜しくお願いいたします。