雨漏り原因の一例!!※修繕方法

2024/07/23

お世話になっております。

株式会社湘南工務店、代表取締役の髙石です。

2024/7/22(月)、本日昨日/一昨日投稿させて頂きましたお宅『雨漏りの原因』及び『修繕方法』に関しての投稿をさせて頂きます。

雨漏り発生は様々な場所から起こります!!

今回投稿は、雨漏りの一例を上げさせて頂きます。参考にして頂けると幸いです(*’▽’)

※既存雨漏り原因箇所

さて、どの個所から雨漏りが発生するのでしょうか?(;´・ω・)

※木材は新しい外壁を張る為の下地(胴縁)となります。作業工程上弊社が新たに取り付けた物となります。

正直、画像を見ただけでは分かりませんよね!!

青いマーキング部分より、赤いマーキング部分の方が高くなっているのが分かると思います。

雨は壁に当たった際どの方向流れてしまうのでしょうか?(;´・ω・)

青ペンマーキング書きましたので分かりますね!下に流れます( ;∀;)

つまり、段差になっている部分少しでも隙間が出来ていると、壁の内側雨水流れ込んでしまいます。今回雨漏り原因としては、上記画像大きな理由一つとなります。

何でそんな形に作ったんだ!

…と思われる方も多いと思います。正面から住宅を見た際『への字』になっている屋根の形を見た事があると思います。以前ブログにて投稿させて頂きましたが『八切(やぎり)』と言う部分となります。

漆喰(しっくい)』等が壁材として利用されている建物が多いですが、今回『モルタル左官』外壁仕上がっています

話を戻して、では何故?そんな形に作ったんだ?答えは…昔の日本天候比較的落ち着いていて現在の様なゲリラ雷雨等豪雨強風台風の時でさえ少なかったからなんです。

『軒』と言われる屋根がはみ出た部分さえ確保していれば『軒』近ければ近い程雨は外壁に当たらなかったんです!!天候の変化により、雨が当たりにくかった箇所に当たってしまう…そんな理由から雨漏りが発生する事も多々あります。建物の劣化原因の一つですが、理解していれば最初から雨漏りする様に何て建物を作りませんよね(;´・ω・)

しかし、環境変化してしまった場合仕方がありません

私が経験した自然環境変化以外での雨漏り発生の一例は…

目の前にあった三階建ての住宅が解体されて、陽がとにかく当たる様になったと喜んでいたら、雨も沢山当たる様になって結果雨漏りしてしまった。

漫画の様なお話だと思いますが、実際にあった一例となります。

どの様な事が原因で雨漏りが発生するか分かりませんので、マメ住宅点検をして頂く事が被害を受けずに対処出来る方法の一つだと思います。

さて、今回修繕方法新しく壁を張ってしまう方法コスト的にもベストでしたので、サイディングを張らさせて頂きました。

既存外壁との高さも同じになり、接続部分には雨押え役物入っておりますので、雨漏りはしません

ただ雨水入り込むだけが雨漏り恐怖ではありません。侵入した雨水木材を腐食させてしまう事が本当の恐怖です。ちょっと変な部分に気が付いたら躊躇う事無く住宅点検を行う様にして下さいね( `ー´)ノ

住宅無料点検を御希望なら、お気軽に弊社に御相談下さい。

何卒、よろしくお願いいたします。