お世話になっております。
(株)湘南工務店、代表取締役の髙石です。
11/9(木)、本日は引き続き平塚市にて施工させて頂いている外壁塗装工事から『外壁塗装下塗り⇒中塗り⇒上塗り』の投稿をさせて頂きます。
簡単な説明にはなりますが、外壁塗装に関して各工程の役割を御説明させて頂きます。
※外壁塗装下塗り
既存外壁との間に『密着性』や『接着効果』高める為に必ず必要な工程となります。
下塗りをする事で、既存外壁への『仕上げ塗料の吸い込み』を防ぎ、選んで頂いた色の『発色性能』を高めます。
※外壁塗装中塗り
シーラーやフィラー等での下塗りが完了し、次に塗る工程が『中塗り』となります。
用途としては、仕上げ塗装(3回目)の仕上がりに『厚み』を持たせる事が出来、『塗料の効果を長持ち』させる事が出来ます。この工程に関しては、幾つかの方法が御座いますので御説明させて頂きます。
①下塗り⇒中塗り(同じ塗料・同じ色)⇒上塗り(同じ塗料・仕上げ同色)
②下塗り⇒中塗り(同じ塗料・別の色)⇒上塗り(同じ塗料・仕上げ色)
③下塗り⇒中塗り(別の塗料・別の色)⇒上塗り(別の塗料・仕上げ色)
ちょっと分かりづらいかも知れませんが、仕様によって塗り方が変わります。材料によって変わるやり方となりますので、外壁塗装をお考えの際は気にされた方が良いポイントにもなります。
※外壁塗装上塗り
その名の通り『仕上げの塗装』となります。今回の場合、中塗りと同色・同材の塗料で仕上げを行っています。仕上げ塗装で注意しなくてはならないポイントを幾つか記載させて頂きます。
注意点は、見積の段階で知る事が出来ますので覚えておいて頂くとお役に立てると思います。
①『サービスで下塗りを合わせて4回塗りを行います。』等の過剰な塗装回数。
塗料は基本的にメーカーが必要塗装回数を明記しております。塗料によっては、必要数(下塗りを入れて3回)以上の塗装を施さなくてはならない塗料も御座いますが、一般住宅への塗装で『下塗りを合わせて3回以上』を超える塗装は、首を傾げて頂いた方がよろしいと思います。
沢山塗れば持ちが良くなる訳では御座いません。必要数以上塗装を行ってしまう事により、塗装のひび割れや基本的な対応年数を失う事になりかねませんので、注意が必要です。
色を決定する際に、塗料のメーカー作成見本帳を見る事が有ると思います。その一番後ろのページにメーカー指定の塗装回数が分かりやすく表示されておりますので、しっかりと見て下さいね。
その他、注意すべき点がとても多い工事が『塗装』となります。
外壁をローラーでコロコロと転がして塗装…見ている感じはとても簡単に見えるかも知れませんが、とても複雑で難しい工事だと私は思っております。
少しの判断ミスで『計画された対応年数』を失いかねませんので、自身の住宅を担当される方と入念な打ち合わせを行う様にして下さい。
『話を聞いても分からない…』その感想が多いと思います。
でしたら、『分からない話を分かる様に説明してくれたから理解出来た!』と思えるような業者さん選びをする様にして下さい。
弊社は、施主様方にそう思って頂ける様に務めております。
外壁塗装、リフォームの事でお悩みの際は、お気軽に弊社に御相談下さい。