お世話になっております。
㈱湘南工務店、代表取締役の髙石です。
4/17(月)、本日は平塚市で行っている外壁塗装工事の工程を掲載させて頂きます。
先日のブログで、鉄部のケレン(研磨)作業の大切さ等を説明させて頂きましたが、鉄部分は雨戸や戸袋だけでは御座いません。
ベランダの手摺になっている部分、笠木(かさぎ)と言われる部分に関してもスチール製が使われている事が多く有ります。
現在は、ほとんどがアルミ材となってはいますが、築年数によってはスチール笠木が使用されていますので、御注意を!
太陽の光が良く当たる箇所でも御座いますので、ケレンで下地調整をしっかりと行わないと、日陰の箇所よりも塗布した塗料の剥がれが早くなってしまいます。
鉄の部分は、外壁(モルタル・サイディング)や屋根(スレート)等と比べて、塗料を内側に吸い込んでくれません。
※モルタル / 水で練った資材を外壁に左官作業で塗り上げる
※サイディング / 材料に水を混ぜた物を型に流し込み窯で焼き上げる
上記2点は、空気の気泡が素材に存在しますので、塗料を吸い込みながら吸着します。
※鉄 / 空気の気泡は御座いません。
上記1点は、気泡が御座いませんので、塗料を表面に硬化させます。
材料の違いを見ても吸着しやすいかしにくいかが一目瞭然ですね!
前回のブログでケレン作業の意味を書かせて頂きましたが、錆や汚れを落とす作業の他に大切な意味が御座います。
塗料が付着しにくい部分を粗目のペーパーやヤスリでケレンする事により、鉄の表面部分の目を荒立たせます。
そうする事で、吸着しにくいはずの部分へ塗料がしっかりと乗りやすくなると言った感じです。
色んな意味合いがあってのケレン作業となりますので、その点もしっかりと頭に入れておいて下さいね!
何か住宅の事でお悩み事が御座いましたら、お気軽に御相談下さい。