お世話になっております。
株式会社湘南工務店の髙石です。
2024/7/9(火)、本日は引き続き二宮町にて施工させて頂いております屋根葺き替え工事から『既存屋根解体』の投稿をさせて頂きます。いつもは解体している様子だけの投稿となりますが、一番多く使用されているカラーベストと言われるスレート材がどの様に取り付けられているのか?等に関しても少し書かせて頂こうと思います( `ー´)ノ
屋根材は基本的に軒先(屋根の低い部分)から棟(屋根の高い部分)へ向かって取り付けられています。
上記画像を見て頂けると分かる様に、隠れていた部分に釘が止まっている事が確認出来ますね。
屋根材が重なっていない表面に露出している部分には釘が使用されておりません。
なぜ?表面に露出している部分には釘が使用されていないのでしょうか?
釘によって開いた穴から雨が入り込んでしまうからなんです(;´・ω・)
釘を抜いて屋根材を持ち上げると、次の屋根材の釘が隠れていた部分が見えてきます。
なぜこの様な事をお伝えしているのかと言うと…(;´・ω・)
強風や台風等で屋根が飛ばされた際に、屋根材の部分差し替えと言う修繕方法で一部分だけ張り替える方法を勧められる場合が御座います。
屋根の中腹部分が飛ばされてしまった場合、釘はどこの打つのでしょうか?
雨が直接当たる露出した部分となります( ;∀;)
毎日簡単に目視で確認出来る部分なら良いのですが、屋根の上等は住んでいる方がわざわざ見る事が出来ませんね。釘の頭にコーキング等の処理は施しますが、直射日光では数年しか効果は持続しません。
コーキングが切れたら、釘の頭部分から雨水が入り込んでしまいます。
修繕の方法は、その先のリスクを考えて決めて行かなければなりません。
直す方法によっては、時間を掛けて直す前よりも酷い状態になる事も御座います。
なるべく相見積をし、数社説明を聞く様にして下さいね( `ー´)ノ
住宅外装リフォームの事でお悩みの方、お気軽に弊社に御相談下さい。
何卒、よろしくお願いいたいします。