お世話になっております。
㈱湘南工務店、代表取締役の髙石です。
2024/9/13(金)、本日は平塚市にて施工させて頂いております屋根上葺き工事から『役物解体撤去』の投稿をさせて頂きます。
本日から3日間『役物解体撤去⇒防水紙⇒本体上葺き』の順番でブログを投稿させて頂きます。
屋根上葺きとはどのような工事なのか?を分かりやすく画像と文章で纏めさせて頂きます(*’▽’)
まずは役物撤去の画像をアップさせて頂きます!!既に棟板金は取り外しが完了し『半貫』と言われる下地木材が露出している状態です。
※役物撤去(棟板金撤去後下地半貫)
上記画像の『半貫』上部に金属(ガルバリウムやスチール)で加工された『棟板金』が取り付けられています。上記画像の半貫はとてもキレイですが、雨や熱の影響を受けやすく屋根で最も傷みやすい部分となります。キレイとはいえ、黒ずんでいる部分には『黒カビ』が発生しています。水分の影響を受けている証拠となります。
新しい屋根を上葺きする過程で、既存の板金及び下地半貫は邪魔ですので予め撤去を行います。
※半貫撤去後
屋根の形によって『ケラバ』や『雨押え板金』が露出している家もありますので、上葺き作業に干渉する役物は全て撤去を行います。
上記画像の既存屋根材は『アスファルトシングル』と呼ばれる屋根材となります。資材メーカーによっては呼称が違う物も御座います。
『アスファルトシングル』とはガラス基材にアスファルトを浸透させ、表面に骨材(石粒)を接着してある屋根材となります。厚みは6mmと薄く、成人男性であれば簡単に引き裂く事も可能となります。断熱効果はほぼ無いに等しく、風で飛びやすいと言う欠点が御座います。
将来的に塗装工事が難しく、やろうと思えば出来るのですが表面の『骨材(石粒)』を塗膜を塗る際のローラーで引っ張ってしまう状態となります。
屋根材選びは慎重に行って頂く様お願いいたします。
明日は『防水紙』の投稿をさせて頂きます。読んで頂けると幸いです(*’▽’)
住宅外装リフォームの事でお悩みの方、お気軽に弊社に御相談下さい。
何卒、よろしくお願いいたします。